不変と変化
伝統というと、少々古臭く感じる人もいるかと思います。
ことに日本の場合、太平洋戦争の影響が大きく、戦前のものは、全て悪いものとの極端な流れが起き、伝統自体に重きを置かなかったことは、否定できないことでしょう。
もっとも、それだけ大きな戦争をしてしまったツケともいうことができ、そういう点では、戦争を知らない世代も、戦争を引き起こした人を責める根拠は成り立つと思います。
いずれにせよ、伝統に対して否定的な見方が強い戦後社会ですが、伝統には、人々が培って来た知恵などが反映され、見方を変えれば、色々なものの指針となり得るでしょう。
ハワイアンジュエリーのモチーフにも、そういう伝統的なものが存在します。
しかし、伝統にとらわれると、逆に伝統を守れないということは、先に話した日本の歴史が物語っているように思います。
そういう理由からなのか?
現代のハワイアンジュエリーには、伝統的なモチーフと少々異なるものが出て来ています。
たとえば、サーフボードが、その典型的な事例であり、サーファーの中で人気がありますが、伝統的なモチーフではありません。
ハワイは海に関係しているのに、と思ってしまいますが、サーフィン自体が、比較的新しいスポーツとも言えるのでしょう。
不変と変化は、常に絡み合っていると言えます。たとえ物であっても、そこには、人間の性質が、反映されているとも言えるのでしょう。